住宅ローンは金利だけで選んではいけない?
住宅ローンを選ぶときにまず気にすることは、やはり金利であることは間違いありません。金利というのは、毎月の支払額に直接関わってきますので、金利を気にしない人はいないでしょう。しかし、実は住宅ローンの選び方としては、これだけでは不十分なのです。住宅ローンを選ぶときには、金利だけではなくて、金利のタイプもしっかりと理解しておく必要があります。つまり、変動金利か固定金利かで、将来の返済が変わってきますので、そこをおざなりにしてはいけないということです。
年収が増えるなら変動金利がお勧め!
低金利で住宅ローンを利用しようと思ったら、変動金利の方をお勧めします。変動金利とは、将来金利が上がるかもしれないという変動のリスクがあるタイプです。逆に、金利が上昇しなかったら契約した当時のままです。変動金利は1%台であることが多いので、低金利の住宅ローンとして有名です。将来金利が上昇しても、返済に問題ないような人であれば、変動金利がお勧めです。リスクをしっかりと考慮した上で選べば、最も返済が安く済む方法だと言えます。変動金利を選ぶ方は、日頃から日経新聞などを読んで、経済情報を取得することを心がけましょう。
リスクを徹底して考慮するなら固定金利がお勧め
逆に、今は良くても将来の収入がどうなるのかは不安だと思っている方は、固定金利の方をお勧めします。固定金利とは、その通り金利が固定されているということです。契約したままの金利なので、たとえ将来的に金利が倍になろうとも問題ありません。将来は昇給が見込めないという方であれば、ぜひ固定金利の方を利用しましょう。住宅ローンの選び方としては、どちらの金利の方にするかを決定することです。金利はあなたの負担になりますので、他の支出も考慮しながら、慎重に検討することをお勧めします。
金利が安くなることもある
場合によっては、店頭で表示している金利よりも安くなることもあります。あなたの信用状態が良好で、年収や勤続年数も問題なければ、「金利引き下げサービス」が適用されることもありますので、詳細は金融機関の窓口に尋ねてみるといいでしょう。そうすれば、安い支払いで済みますので、たとえ不慮の出来事があったとしても、問題無く支払うことができます。ローンの滞納をすると差し押さえになりますので、無理のない返済計画を立てて、毎月の支払いに備えるようにしましょう。
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